琉球ゴールデンキングス - ジュン 安永

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2008年07月03日

Sweet Home Alabama!



BOLGの更新を怠りつつ、アメリカ3泊5日の旅をしてきました。現地では沢山の人に会い、時差ボケも楽しんできた。バーミングハム・アラバマ、アトランタ・ジョージア、ニューヨーク、ニュージャージーを回ってきたけど、南部は人が優しかった。どこにいっても南部訛りで大きな笑顔の店員が相手をしてくれて、長旅の疲れを癒してくれた。サザンポスピタリティーってやつである。南部の人は笑顔がいい、素敵な笑顔を自然に作れる。12年間住んだニューヨークやニュージャージーも悪くない。でも、人が冷たい。笑顔は引きつった笑顔にみえる。ジュン安永がニュージャージーを離れて沖縄に来た理由の1つは、人は人に優しくするべきで、お金・ビジネスばかりが先行して、人間として人間とつきあいができないと寂しい人たちの社会でこのまま暮らしたくないと感じたから。沖縄の人の笑顔は最高。

ゴヤタカノリとナカガワカズユキは、NBDLがアトランタで行っているキャンプに参加していたが、彼らに余計なプレッシャーを与えたくないので様子を見に行くのはやめて、元ネッツのスタッフで彼らの代理人をしているパットと話をするだけにした。ネッツで働いていた頃に遠征で何度もアトランタに行ったことがあるが、初めて気づき、驚いたことがアトランタにあった。これは沖縄にはなく、沖縄が欲しいと思っているもの。さーて、なにがいいたいのかわかる?






答えは、滑走路。アトランタ空港には3本の滑走路が並列してあり、同時に3機の旅客機が離陸できる。アトランタをハブに持つデルタ航空の機体が航空ショーのように3機同時に飛び上がる姿をみると、滑走路が不十分で観光業の伸びに限界を感じている沖縄の観光業のみなさんはうらやましいとおもうだろう。でも飛行機の発着数が増え、旅行客がもっと増えるということは経済効果という意味ではプラスだけど、環境や交通渋滞、大気汚染、海洋汚染を考えると空港や一部の道路整備だけに限らず、もっと市町村県をあげて沖縄の自然を守り、沖縄の生活を発展させることを実行する必要があると思う。じゃないと10年後、20年後、30年後、みんな後悔すると思う。県議会選挙の候補者みたいなこと書いてしまったけど、ニューヨークをみていると本当にそう思う。NYのウォーターフロントには1億円では買えない高級分譲マンションが立ち並んでいる。整備された遊歩道があり素晴らしい夜景もみることができる。でも、夏の風の無い日に水際に行くと、汚染された水が悪臭を放っている。「魚が釣れても汚染されているから食べてはいけません」という注意看板があり、水の透明度は最低。ニューヨークで80年以上住まれている知り合いのおばさんは、「昔はこんなんじゃなかったのよ」と悲しそうに話してくれたことが忘れられない。乱開発と開発、その場しのぎの開発と営利目的最優先の開発が乱開発、自然のなかに人間が生活できるようにするのが開発。沖縄がもっと美しい島になってほしいと、汚染されたニューヨークを見て考えさせられた。じゃあ、自分になにができるのか、もっともっと真剣に考えていこうとおもう。

ハドソン川を渡り、ニューヨークからニュージャージーに移動すると、ネッツの旧友がバーに集ってくれた。ネッツの球団フロントにはスタッフが120名ぐらいいるが、生存競争が激しく、昨シーズンの12ヶ月間だけでも全体の2割近い社員が解雇され、またあらたな社員が入れ替わり入ってきた。のんびり働く社員に待ち受けているのは解雇と左遷だけで、結果の出せない人がいる場所はないという、とても厳しい労働環境がある。半分冗談だけど、元部下たちは口を揃えて、「沖縄で雇って欲しい」といっていた。中にはネッツの人気マスコットの銀ぎつねのスライもいたけど、「沖縄に銀狐は似合わないから、沖縄の動物に変身すること勉強してね」とお返事した。

それにしてもネッツは何を考えてるんだろう?ジェイソン・キッドをトレード放出、ジュン安永辞職、そしてリチャード・ジェファーソンまで放出。NBAファイナルに2年連続進出したときのメンバー、キッド、ジェファーソン、マーティン、コリンズら中心選手をすべて放出してチーム再建に動いている。これは明らかに将来を見据えたチーム編成モードに入ったことで、今期優勝を狙っているとは思えないし、これから厳しい1年になるだろう。 これは2年後の夏にFAになるレブロン・ジェームス獲得に動いているからだけど、危険な賭けのような気がする。ネッツに残された綱は、ロッド・ソーン代表がネッツの舵取りを続けること。彼は、元NBAリーグの幹部で、アメリカバスケットボールの重鎮である。1980年代には、シカゴ・ブルズのGMを務め、ドラフトでマイケル・ジョーダンを指名した実績を持つ。当時のジョーダンは、確かに凄いアスリートだったけど、ドラフトの傾向として大型選手を指名する流れがあったことから、ジョーダンを選ぶのは当時では勇気の要る決断だった。現代のドラフト指名では、選手の身長に関係なく、とにかく優れたバスケットボール選手を優先して選ぶことが当たり前になっているが、20年前は事情が違った。ロッド・ソーンは年齢的にそろそろ退職が近づいているので、退職前にチームが再浮上しないと、黄金時代を築きながら低迷を続け巨額の資金を投下しても勝てないニューヨーク・ニックスのようになりかねない。

そうそう、ちょうど入れ違いになってしまったがアメリカ滞在最後の日、ネッツのサマーリーグチームに入るタブセユウタもニュージャージーに向かっていた。ユウタの代理人のイアン(写真右)は、パットと同じく元ネッツのスタッフで今はヨーロッパ系NBA選手を多く持つ大物代理になって稼いでいる。イアンと短い時間だけどテニスをしたが、1年以上ぶりのテニスでとことん負けさせてもらった。懐かしい顔に会い、楽しく旅を締めくくることができた。





あっという間の5日間。ちょっと前までは、日本とアメリカを往来する日航機だと機内でインターネットが使えてブログも更新できたし、仕事もいろいろできたんだけど、いまはインターネットサービスがなくなり残念。あしたから、今週4日間手をつけることができなかった仕事をがんばります。

Go Kings!

  

Posted by ジュン 安永 at 23:47Comments(6)TrackBack(0)